タイトル通りのネタにする。
政宗と幸村、同盟を結んだ状態?
手合わせをするような関係。
稽古後、汗みずくになっているので、水を浴びようと着物を脱ぐ二人。
お互いに体格を見合う二人。
六爪を自在に操る政宗、着痩せしていた。しっかりと厚みのある肉体。
二槍を自在に操るが、遠心力や手足の長さ等で破壊力を増すよう鍛えている幸村、もともとの骨格は細め(ジャニーズ系美形 原典より)、しなやかに巻き付いた筋肉。思ったよりも細身の肉体に感心する政宗。
腕に負った傷に気がつき、流れ出る血を舐めとった幸村。血の紅で、唇が紅く染まる。
意外に細身で色素の薄い幸村の姿に、遊女の艶姿が何故か重なる政宗。
白昼夢かよ。真田に重なるのが、よりによって女たぁ、おかしなモンだぜ!
こいつは生涯かけた、ライバルなんだ!
松永弾正の暗躍。政宗を獲物とするように動き出す。
幸村、松永久秀の興味の範疇外。
整っていない、内なる力も感じない、取るに足らない下作な器。
しかし、気にかけている独眼竜が執着する存在である事を認識。
幸村捕獲、餌として地下牢、足首手首鎖、首輪をつけて閉じ込める。
何故、独眼竜は卿に執着するのか、小生にはわからんね。
何処にでも在る、並み居る凡愚なる器、味わい深さ無き道具。虎の若子と呼ばれていた所で、所詮は一族を背負う器にあらず。求心力の無さ故、むざむざと一族の結束を揺るがせる、将としては愚かなる器。
政宗の話題を出す松永弾正。
政宗を思い起こし、その雷撃を纏う覇気が刻み込まれた己を自覚、並び立つ者として、このような己を恥じろ、奮い立たせろ、と叱咤。無意識に、焔の燃える意思を宿した、燐光を纏った眼光。鋭い眼差しを見せる。
それを見た松永、興味を覚える。
単体では凡愚な器だったものが、出合いにより生まれ変わり、稀有なる物へと化ける瞬間もあるものだと、おもしろがる。
何処まで堕とせば、この眼差しは歪み力を失うのか。それとも、更なる輝きでもって、射抜き、全き美へと到達するのか。
追い詰める事にする松永。
三好三人衆使う?取り敢えず、幸村を輪姦させようとする。
血相を変え、抵抗しようとする幸村の様子に、ただの未通の反応ではない、と、朴念仁にしか見えなかったのに未だ隠し持っていた多面性に、更に興味を惹かれる。
男を知っているのかね?
知らぬ!某は…、知らぬわ。
それにしては、随分と抵抗する。この後、何が起こるのか、重々理解の上での抵抗と見受けるが?
!………さにはあらず。(←要考) 好きに勘ぐれば良い。
ふふ、それでは仰せの通りに致すとしよう。
三好三人衆をけしかける弾正。無意識に、フラッシュバックした光景、「佐助…!」口走る。かつて、佐助が上忍達相手にいいようにされていたのを、偶然目にしてしまった事があった。兄貴分として頼りきっていた佐助、強い佐助を、主でもあるはずの自分が、守ることが出来なかった事への悔しさ、苦しさ。
何となく察した弾正。
卿も、従卒と同じ目にあい、その心境を窺い知れば良いだろう?いい機会ではないかね?
→輪姦、それからどんどん体を馴らされていくように。
閉じ込められ続け、食欲を失い、鍛錬もできず、だんだんと筋肉は落ち線は細く、日焼けも薄れていき、白い肌へと変貌していく。
佐助は、幸村守るため半死半生だった(爆殺されかけた)為、動き出すのが遅くなった。諜報能力は、やはりサスケがずば抜けていた為、なかなか幸村の行方を探り出せていなかった状態。
政宗も、同盟国として、密偵を放つ等していた。
居場所を探り当て、止めようとする小十郎を振り切り、乗り込む政宗。
変わり果てた幸村の姿に愕然。
弾正へ討ちかかるが、三好三人衆に阻まれる。そのまま政宗を捉えさせようとした弾正だったが、三好三人衆が敗色濃厚なのを見てとり、この場は後にする事にし、在野に潜伏する事にし、逃亡。
幸村を拘束から解くが、幸村、精神的に衰弱し、軽い喪失状態になっている。
政宗を、政宗と直ぐに判別できない状態にまで陥っている。自分の中の世界に逃げ込んだ状態?
現実を直視しないようになっている。それでも、己の中で、武田信玄や佐助、政宗達を思い起こしては、完全に堕ちきらないよう、むしろ冴え冴えとした様相すら見せるようになっていた←?
かつて、遊女の姿に重ね合わせた事をまざまざと思い出した政宗。違和感なく思い起こさせる程に、今の幸村の様相は変わり果て、力を失っていた。
[2/5追記]
政宗を目にして、無力な自分、好敵手などとは言えない自分の現状に耐え切れず、衰弱していた事もあり、一時的な記憶障害→記憶喪失を起こす。現実からの逃避
→武田の領地に連れ帰るには、現在の不安な情勢下、武田軍の士気が下がる事は目に見えている。(不在も問題だが、→佐助、影武者を時々行う事にする?本人が確保できたのだから、後は回復を待てばいい、という余裕は出来た)
→奥州領地内にて療養。
→記憶を失った幸村、一人称俺呼び、素直な性格のまま振舞う。武将としての見栄を張る必要性がなく、天真爛漫なままの、素直な性格。和む会話。戦場を忘れそうになる程の平穏な一時。
けれど、足りない。物足りない。求めているのは、コイツじゃない。熱く、熱く、魂の底から震え立つほどの覇気を、ひたむきさを、業火の如き意思を、何処に沈めた、しまいこんじまったんだ、アンタは。
[…これもまた良くあるパターン………。 まあもうそれでも仕方が無い。脳みそお粗末なのは良く分かってる。それこそ独創性溢れてれば、色々書いてる筈。趣味なんだから、三文散文以下でもいいと、覚悟してる筈でしょうが。類型的な話であることは承知、その中で、いかに自分の書きたいものを入れ込むか、こだわっている部分を表現するか。それが二次創作。 商業作品との違い。]
…この後、お決まりパターンに流れ込みそうで、楽しくない気がしている。。。
やがて、性欲が収まらず、我慢できなくなって盛る幸村を政宗が勢いあまって抱いてしまう、ライバルだと思っている癖に、抱いてしまった自分、溺れそうになるほどの幸村の媚態。
正気に帰れ、と己を叱咤すれども、甲斐はなく。
それでも、最高のライバルでありたい、と願い、戻ってくれよ、前のアンタに。俺の生きがいを取り戻させろ、あんたが戻らなきゃダメなんだ、と泣きが入る政宗。
真摯な眼差し。
思い出さなくてはいけない。否、自分の望みは何か。かつて、この瞳を間近に捉え、己の全霊をかけて、ぶつかり合っていたのではないか?(←薄ぼんやり。イメージがひらめく程度)
正気に戻り始める幸村。鍛錬しだし、政宗と寝る事もなくなる。
やがて、体調は復調、松永に捕えられていた時の事だけは記憶戻らないまま、武田の許へ戻る事に。
(政宗と寝た事も忘れる?記憶が戻った時、逆に政宗との事を忘却させる?)
無かったことなのだ。
最初から、良き好敵手であり、生涯、戦い合う為に出会ったのだ、俺達は。
忘れろ。
忘れろ。
炙られるような人肌の暑さも、しとどに濡れて漂う汗の蒸気も。
耳元に囁きかける甘く苦い響きも、柔らかく己の体を撫で上げる、存外細やかな働きをする指先も。
間近で、言葉もなく見つめてくる、黄金(きん)に光るようにすら見える、そのたったひとつの眼差しも。
忘れるのだ。
ただ、生涯の好敵手として、忘れえぬ存在として、在りたいのだ。
その為に、この身体の疼きなど感じぬよう、目をつぶり、気がつかない素振りで、俺は、武田の、虎の若子として、ただ在れば良い。
蒼紅、最終的に命の奪い合い。
敗れる幸村。
仰向けに倒れふし、政宗を見上げる。
「お館様と謙信殿の関係を、ずっと羨ましく、妬ましくも思っていた事があった」
「いつか、某こそが、お館様に認められたいと思う事もござった」
「けれど、政宗殿、俺は、そなたにあいまみえる事が出来た」
「生涯をかけて、全霊を尽くし、競い合える、否、競い合いたいと心底思えた」
「武田は、そなたに任せる。お館様から受け継いだ武田を、某の(俺の?)手で見事、天下へ導きたくもあったが……俺では、足りなかったのだ。想いが。未来(さき)へ導く目が。」
「政宗殿、そなたは、異国の言葉を操り、自国に取り入れていると聞き及んでおる。そなたの目は、日本の天下どころか、もっと大きなものを見据えておる気がしてならん。この先、天下をまとめ、民草をすべからく導きゆけるのは、そなたのではないか、とそなたこそがふさわしいのではないかと…今の俺だから、言える事でござるが」
「武田を、日の本を、そなたに託したい、と思うのだ。そなたなら、託せると思うのだ」
「そなたの手で逝く事が出来るのであれば、望外の喜びと思うぞ」
「」
幸村記憶が無い状態であれば、幸村を抱いた記憶のある政宗、記憶が無く清々しいまでに好敵手として最後まである幸村の対称性。
うーん、いまいち纏まらない。迷うな。政宗さんの切なさを出したい気がする。
「アンタは、何も思い出さないまま、オレだけを追いていくんだな」(言わないなー筆頭は)

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