遥の画才に惚れ込んだ美術部員達が、勧誘し、せめて絵だけでも描いて、ゲストとして、文化祭に展示しないか、という誘いかけをするようになった。 1年の時には、無かった光景。水泳部の、部員勧誘のポスターを描こうとしたため、つまりは、水泳部設立、泳ごうとしたからこそ、成立した光景だ、と、実感する真琴。
「あれ?まこちゃん、楽しそうだね?」
「…いや、これも渚のおかげだな、と思って。」
「ふうん? (でしょでしょ!、と分からないけど、もっと誉めて、系の反応が正しい?)」
「強引さが、良かったんだよ」
「えぇ!? 誉めてないよね、それ!」

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