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/*友人の誕生日お祝いに押し付けたサブマス捏造散文。ぴくしぶより下ろしてきました。今後、加工する予定。*/
幼少時のサブマスさん達の、ある日の会話、という前提で読んで頂ければ、と思います。
舞台説明すっ飛ばしててごめんなさい…。
◆ ◆ ◆
そっくりな双子。
どちらがどちらか判らないなんて、当たり前に過ぎるぐらい聞き慣れてしまった形容。
ぼくらはそう、互いが互いにあまりにも同じ過ぎて、違うのなんて名前ぐらいじゃないのかなんて、ぼく自身ですら思っていたから。
だから、このまま名前を入れ替えてみたところで、きっと他人は気がつかないに違いないなんて、そんな事を考えついた。
「ねぇ、ノボリにいさん」
「なんですか?クダリ」
「考えたんだけどね、このままぼくたち、入れ替わってしまおうか」
「…どういうことですか?」
入れ替わったことを知っているのは、入れ替わった当人であるぼくたち自身だけ。
誰も、だあれも、どちらが本当のノボリでクダリかなんて、気がつかない。
ぼくがぼくをノボリだと言い、ノボリにいさんがぼくをノボリにいさんと呼べば、それはきっと、驚く程簡単に成し遂げられるに違いない。
世界中のだあれも知らない、ぼくらだけの、秘密。
本当の名前で呼び合うのは、ぼくら二人でいる時だけ。
お互いの名前を呼び合うのは、この世界でお互いだけ。
「ね?すてきだと思わない?」
「そうですね…」
見知らぬ誰かが、身近な誰かが、クダリに声を掛ける。ノボリ、と。
私を演じるクダリは、どうしました?と答えるのだろう。
ノボリという仮面をかぶり、冷静と酷薄を装った偽りの姿だけを、私以外の世界の全てに向けて、晒し続けるのだろう。
そしてクダリを演じる私もまた、クダリ、と呼ばれ、どうしたの?と答える。
クダリという仮面をかぶり、無邪気と爛漫を装った偽りの姿だけを、クダリ以外の世界の全てに向けて、晒し続けるのだろう。
クダリの真実の姿を知るのは私一人だけ。
私の真実の姿を知るのはクダリ一人だけ。
世界中の誰も知り得ぬ、私達だけの、秘密。
誰も、クダリへ向けて、甘く蕩ける声音でその真実の名を呼ぶ事など出来はしない。
どれだけ想いを込めようと、それを舌に乗せ名前とともに想いを吐き出す時、滑稽な程に、その響きは偽りで彩られたものになるのだろう。
真実は、私達だけのものになる。
けれど。
「どうしたのさ、ノボリにいさん」
「ええ、クダリ」
甘えを含んだ、この上なく庇護欲をそそられる響き。
にいさん、と屈託なく、クダリ自身の全てを委ねるよう信頼を溢れさせる言葉。
それは、私が私たるに必要不可欠な、今の私が在る為に欠くことのできない要素。
もしもお互いに呼び名を取り替えたならば、と想像する。
二人の時だけに許された真実の名前での呼び交し。
この上なく魅力的で抗いがたく、甘い、あまい誘惑。
まるでこの弟から放たれる自分への呼びかけの言葉のような。思わずその甘さに、首肯してしまいそうになるけれど。
けれども。頷いてしまう事で、この甘い響きを、わずかでも失ってしまう可能性に想いを馳せる。
例えば、二人でいられない時は?
どうしたって、この世界をたった二人だけで生きていく事など、どだい無理な事なのだから。
一日のうち、どれだけ二人だけの時間を過ごせるのか。
一日のうち、例えば百回呼び交しあって、その内どれだけ互いの本当の名前を呼びかわせるというのか。
本当だったら一日の始まりから終わりまで聞いていられる筈のこの甘い響き。もしも今誘惑に負け頷くことで、偽りの響きに取って代わられる時間はどれほどのものとなることか。
想像すらしたくもない程に耐えられない事だ、と認識する。
呼び交す響きには、いつだって、この無条件に盲目的な程の信頼が感じられなければ耐えられないのだから。
「とても、とても、魅力的な提案ですね」
「でしょう!?だからさ、ノボリにいさん、」
「ですが」
「え?」
「ダメですよ、クダリ」
「!……なんでっ」
「私は、いつだって貴方にはきちんと私の名前を読んで頂きたいのです」
にいさん、と。
甘さを纏わせる、無限の信頼と依存から成る無垢の響きでもって。
「そして、私は貴方の名前をきちんと呼びたい。いつだって」
「……そう、そうだよね」
「わかってくれるでしょう? 貴方なら」
「うん、ぼくらは双子、だものね。世界中の誰よりも、何よりも、ぼくたち自身が一番良く分かり合える」
「ふふ。その通りです。」
ノボリにいさんは、良くできましたね、と褒めるように、普段は滅多に崩さない表情を柔らかく緩ませ、微笑みかけてくる。
結局、ノボリにいさんの主張も分かりすぎる程に分かったから、ぼくはぼくの思いつきを無かった事にした。
けどね。
けれどね、ノボリにいさん。
もしも世界に、ぼくら二人だけしか存在しないのならば、ぼくらはぼくら自身の名前を呼び交わす事ができるんだ。 いつだって。
もちろん、世界中からぼくら以外の人をいなくするなんて、ありえない事だけれど。
だけれども、例えば、世界を小さく限定してしまう事なら可能だと思うんだ。
小さく閉じた世界で、ノボリにいさんと二人きり。
いつまででも、お互いの名前を呼びかわしあえる。
誰にも秘密の世界で。
ねえ、それはとても素敵なことだと思わない?
ね、にいさん。にいさんは、すてきだと思わない?
End.
◆ ◆ ◆
狂気はノボリさんにあると見せかけて、ラスボスはクダリさんでした、というオチ。
…あれ、これはダメか、どうなんだ…。これで誕生日おめでとうございました!って言えるの…?みたいなオチになりました。天使に見せかけて実は腹黒クダリさんダメだったら実にすみません。何となく、一見天使な人の方が、盲目的なほどに相手に執着してそうだな、という自分の中の思い込みが、気が付けばこんなクダリさんへと進化させていました。
返品可ですので…! もし返品だったら、何か…何か、イラストかしら…が、がんばります、よ。
お誕生日おめでとうございました!
/*狂気はノボリさんにあると見せかけて、ラスボスはクダリさんでした、というオチ。…あれ、これはダメか、どうなんだ…。これで誕生日おめでとうございました!って言えるの…? せめて、イラスト付けるとかせにゃあならんだろうか…。下手でもね、文章よりは多分マシだと思って頂いてると思うのですよ、うん。どっちか言うたら、らくがきばかり描いていたわけだし。 うーん…*/
/*以下、文章作成中の呟き*/
とっくに誕生日過ぎてるんだけど……当日に思いついたけど、腰が重すぎて、最初は頑張ってイラストにしようと思ってたけど、もうなんかどうしようもなさそうな感じなので、取り敢えず言葉でメモだけ。
しかもこれ、友人の好みから外れてる気がひしひししてるんだぜ!お呼びじゃない感半端ないぜ!とそんな感じでございますがしかし。
だるまさんとか無理だもの。。。蓮コラぐらいだったら、イケるんだけど…受信側なら。発信は無理。
……まあ、取り敢えず、メモ。メモする。何もしないよりマシだから。
サブマスさんについては、未だに勉強中の身ゆえ、サブマスクラスタさんに喧嘩売ってる訳じゃないよ!ごめんなさい!…と、先に宣言しておこう。本当にすみません。
◆ ◆ ◆
取り敢えず、一通り筋は通したかな。
◆ ◆ ◆
サブマス幼少期イラスト、手つなぎサブマス。片方笑ってて(クダリ)、片方への字口(ノボリ)?

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タイトル通りのネタにする。
政宗と幸村、同盟を結んだ状態?
手合わせをするような関係。
稽古後、汗みずくになっているので、水を浴びようと着物を脱ぐ二人。
お互いに体格を見合う二人。
六爪を自在に操る政宗、着痩せしていた。しっかりと厚みのある肉体。
二槍を自在に操るが、遠心力や手足の長さ等で破壊力を増すよう鍛えている幸村、もともとの骨格は細め(ジャニーズ系美形 原典より)、しなやかに巻き付いた筋肉。思ったよりも細身の肉体に感心する政宗。
腕に負った傷に気がつき、流れ出る血を舐めとった幸村。血の紅で、唇が紅く染まる。
意外に細身で色素の薄い幸村の姿に、遊女の艶姿が何故か重なる政宗。
白昼夢かよ。真田に重なるのが、よりによって女たぁ、おかしなモンだぜ!
こいつは生涯かけた、ライバルなんだ!
松永弾正の暗躍。政宗を獲物とするように動き出す。
幸村、松永久秀の興味の範疇外。
整っていない、内なる力も感じない、取るに足らない下作な器。
しかし、気にかけている独眼竜が執着する存在である事を認識。
幸村捕獲、餌として地下牢、足首手首鎖、首輪をつけて閉じ込める。
何故、独眼竜は卿に執着するのか、小生にはわからんね。
何処にでも在る、並み居る凡愚なる器、味わい深さ無き道具。虎の若子と呼ばれていた所で、所詮は一族を背負う器にあらず。求心力の無さ故、むざむざと一族の結束を揺るがせる、将としては愚かなる器。
政宗の話題を出す松永弾正。
政宗を思い起こし、その雷撃を纏う覇気が刻み込まれた己を自覚、並び立つ者として、このような己を恥じろ、奮い立たせろ、と叱咤。無意識に、焔の燃える意思を宿した、燐光を纏った眼光。鋭い眼差しを見せる。
それを見た松永、興味を覚える。
単体では凡愚な器だったものが、出合いにより生まれ変わり、稀有なる物へと化ける瞬間もあるものだと、おもしろがる。
何処まで堕とせば、この眼差しは歪み力を失うのか。それとも、更なる輝きでもって、射抜き、全き美へと到達するのか。
追い詰める事にする松永。
三好三人衆使う?取り敢えず、幸村を輪姦させようとする。
血相を変え、抵抗しようとする幸村の様子に、ただの未通の反応ではない、と、朴念仁にしか見えなかったのに未だ隠し持っていた多面性に、更に興味を惹かれる。
男を知っているのかね?
知らぬ!某は…、知らぬわ。
それにしては、随分と抵抗する。この後、何が起こるのか、重々理解の上での抵抗と見受けるが?
!………さにはあらず。(←要考) 好きに勘ぐれば良い。
ふふ、それでは仰せの通りに致すとしよう。
三好三人衆をけしかける弾正。無意識に、フラッシュバックした光景、「佐助…!」口走る。かつて、佐助が上忍達相手にいいようにされていたのを、偶然目にしてしまった事があった。兄貴分として頼りきっていた佐助、強い佐助を、主でもあるはずの自分が、守ることが出来なかった事への悔しさ、苦しさ。
何となく察した弾正。
卿も、従卒と同じ目にあい、その心境を窺い知れば良いだろう?いい機会ではないかね?
→輪姦、それからどんどん体を馴らされていくように。
閉じ込められ続け、食欲を失い、鍛錬もできず、だんだんと筋肉は落ち線は細く、日焼けも薄れていき、白い肌へと変貌していく。
佐助は、幸村守るため半死半生だった(爆殺されかけた)為、動き出すのが遅くなった。諜報能力は、やはりサスケがずば抜けていた為、なかなか幸村の行方を探り出せていなかった状態。
政宗も、同盟国として、密偵を放つ等していた。
居場所を探り当て、止めようとする小十郎を振り切り、乗り込む政宗。
変わり果てた幸村の姿に愕然。
弾正へ討ちかかるが、三好三人衆に阻まれる。そのまま政宗を捉えさせようとした弾正だったが、三好三人衆が敗色濃厚なのを見てとり、この場は後にする事にし、在野に潜伏する事にし、逃亡。
幸村を拘束から解くが、幸村、精神的に衰弱し、軽い喪失状態になっている。
政宗を、政宗と直ぐに判別できない状態にまで陥っている。自分の中の世界に逃げ込んだ状態?
現実を直視しないようになっている。それでも、己の中で、武田信玄や佐助、政宗達を思い起こしては、完全に堕ちきらないよう、むしろ冴え冴えとした様相すら見せるようになっていた←?
かつて、遊女の姿に重ね合わせた事をまざまざと思い出した政宗。違和感なく思い起こさせる程に、今の幸村の様相は変わり果て、力を失っていた。
[2/5追記]
政宗を目にして、無力な自分、好敵手などとは言えない自分の現状に耐え切れず、衰弱していた事もあり、一時的な記憶障害→記憶喪失を起こす。現実からの逃避
→武田の領地に連れ帰るには、現在の不安な情勢下、武田軍の士気が下がる事は目に見えている。(不在も問題だが、→佐助、影武者を時々行う事にする?本人が確保できたのだから、後は回復を待てばいい、という余裕は出来た)
→奥州領地内にて療養。
→記憶を失った幸村、一人称俺呼び、素直な性格のまま振舞う。武将としての見栄を張る必要性がなく、天真爛漫なままの、素直な性格。和む会話。戦場を忘れそうになる程の平穏な一時。
けれど、足りない。物足りない。求めているのは、コイツじゃない。熱く、熱く、魂の底から震え立つほどの覇気を、ひたむきさを、業火の如き意思を、何処に沈めた、しまいこんじまったんだ、アンタは。
[…これもまた良くあるパターン………。 まあもうそれでも仕方が無い。脳みそお粗末なのは良く分かってる。それこそ独創性溢れてれば、色々書いてる筈。趣味なんだから、三文散文以下でもいいと、覚悟してる筈でしょうが。類型的な話であることは承知、その中で、いかに自分の書きたいものを入れ込むか、こだわっている部分を表現するか。それが二次創作。 商業作品との違い。]
…この後、お決まりパターンに流れ込みそうで、楽しくない気がしている。。。
やがて、性欲が収まらず、我慢できなくなって盛る幸村を政宗が勢いあまって抱いてしまう、ライバルだと思っている癖に、抱いてしまった自分、溺れそうになるほどの幸村の媚態。
正気に帰れ、と己を叱咤すれども、甲斐はなく。
それでも、最高のライバルでありたい、と願い、戻ってくれよ、前のアンタに。俺の生きがいを取り戻させろ、あんたが戻らなきゃダメなんだ、と泣きが入る政宗。
真摯な眼差し。
思い出さなくてはいけない。否、自分の望みは何か。かつて、この瞳を間近に捉え、己の全霊をかけて、ぶつかり合っていたのではないか?(←薄ぼんやり。イメージがひらめく程度)
正気に戻り始める幸村。鍛錬しだし、政宗と寝る事もなくなる。
やがて、体調は復調、松永に捕えられていた時の事だけは記憶戻らないまま、武田の許へ戻る事に。
(政宗と寝た事も忘れる?記憶が戻った時、逆に政宗との事を忘却させる?)
無かったことなのだ。
最初から、良き好敵手であり、生涯、戦い合う為に出会ったのだ、俺達は。
忘れろ。
忘れろ。
炙られるような人肌の暑さも、しとどに濡れて漂う汗の蒸気も。
耳元に囁きかける甘く苦い響きも、柔らかく己の体を撫で上げる、存外細やかな働きをする指先も。
間近で、言葉もなく見つめてくる、黄金(きん)に光るようにすら見える、そのたったひとつの眼差しも。
忘れるのだ。
ただ、生涯の好敵手として、忘れえぬ存在として、在りたいのだ。
その為に、この身体の疼きなど感じぬよう、目をつぶり、気がつかない素振りで、俺は、武田の、虎の若子として、ただ在れば良い。
蒼紅、最終的に命の奪い合い。
敗れる幸村。
仰向けに倒れふし、政宗を見上げる。
「お館様と謙信殿の関係を、ずっと羨ましく、妬ましくも思っていた事があった」
「いつか、某こそが、お館様に認められたいと思う事もござった」
「けれど、政宗殿、俺は、そなたにあいまみえる事が出来た」
「生涯をかけて、全霊を尽くし、競い合える、否、競い合いたいと心底思えた」
「武田は、そなたに任せる。お館様から受け継いだ武田を、某の(俺の?)手で見事、天下へ導きたくもあったが……俺では、足りなかったのだ。想いが。未来(さき)へ導く目が。」
「政宗殿、そなたは、異国の言葉を操り、自国に取り入れていると聞き及んでおる。そなたの目は、日本の天下どころか、もっと大きなものを見据えておる気がしてならん。この先、天下をまとめ、民草をすべからく導きゆけるのは、そなたのではないか、とそなたこそがふさわしいのではないかと…今の俺だから、言える事でござるが」
「武田を、日の本を、そなたに託したい、と思うのだ。そなたなら、託せると思うのだ」
「そなたの手で逝く事が出来るのであれば、望外の喜びと思うぞ」
「」
幸村記憶が無い状態であれば、幸村を抱いた記憶のある政宗、記憶が無く清々しいまでに好敵手として最後まである幸村の対称性。
うーん、いまいち纏まらない。迷うな。政宗さんの切なさを出したい気がする。
「アンタは、何も思い出さないまま、オレだけを追いていくんだな」(言わないなー筆頭は)

【健全ネタ】
マイスターズ揃って料理作るネタ。
海辺で拾得した海藻、魚介を使用して料理。
・ロックオンは恐らく料理が唯一出来る人→指示出し係+ややこしい料理担当
…4人で料理する図が、想像不可能。ティエリアとアレルヤの料理レベルがどの程度かが微妙に思いつかない。というか、ティエリアは「非効率的だ」とか言って、とっとと不参加決め込みそうな…。アレルヤも、中にハレルヤ搭載していても、どっちも料理経験値は皆無だろうし…実験台だった過去から考えても、微妙? ただ、自由になってからは、食事をそれなりに楽しむことを覚えていれば、案外簡単な料理程度は作っているかも? ティエリアも、外食よりも自家製の方が体調管理の為に良い、という判断が働いていれば、料理しているかも?
刹那だけは絶対してなさそう。→人間的な生産活動に興味が無いから。
ここら辺が曖昧だと、そもそもネタが成立しないなー。
いっそifパロで書いちゃえばいいのか。
→ロックオンの、男のための料理教室? スメラギさんを労う会開催のための料理教室?→それならむしろ全員参加? 女性を労う会? そういうのはしなさそうな関係性だよな…。女性陣は仲が良いけど。
出汁を取る指示出しをロックオン、刹那へ。
「熱を掛けすぎるとえぐみが出るからな。 いいか刹那、鍋からは目を離すなよ」
「了解した、ロックオン」
ひたすら、鍋から目を離さない刹那。指示を守っているが、根本的な、沸騰させてはいけない理由については特に疑問を持たず、留意していない。
やがて鍋はぐらぐらと煮え出すが、そのまま見つめ続ける刹那。
鍋からはどんどん水分が蒸発していく。
流石にもう、昆布だしの出た頃合だろうと様子をロックオンが見やった先には、鍋底で水分を失い、焦げ付きそうになっている昆布の姿があった。
「げえっ!? ちょ、おい刹那! 鍋から目を離すなって言っただろーが!」
「? 鍋から目を離した覚えはないが?」
「………熱を掛けすぎるとえぐみが出るって言っただろ!? ていうか、それ以前の問題で…取るはずの出汁自体が残ってないだろ、これ……」
「………俺は、失敗をしたのか…?」
「……」
まるでロックオンの意図を解さない刹那の様子に、深く溜息を吐く。
「出汁を取るって事は、水分残ってなきゃマズイだろ?」
「!……すまない。その、料理というものを良く分からないまま、引き受けてしまったせいか」
「あぁー…ま、そのなんだ。不測の事態に対して、それが未知のものだったとしても、俺達は生き残るために、最大限想像力を働かせて、切り抜けようとするだろ」
「?…何が言いたい?」
「」
時間切れ。
お仕置きには、いたずら心起こしたロックオンが、想像力を常に働かせるようにするためのトレーニングが必要だろ?
「脱げよ」
「何!? 事態が把握出来ない、ロックオン」
「だーかーら、トレーニングしようって言ってんの」
「繋がりが全く理解できない」
「そうやって、思考を止めちゃ駄目だって事だよ。さーて、この先俺は何をしようとするんでしょうか?」
「やめろ…!」
「3、2、1! 答えられなかった刹那には、お仕置きだな」
「勝手な事を!」
「いついかなる時でも、頭使って想像する訓練、サボるなってこと。料理よりは遥かに慣れてるんだ、もうちょっと想像の余地もあるだろ?これについては」
「な!……お前が、好き勝手しているだけだろう!」
「へーえ? そういう事言っちゃう訳だ、刹那は」
最後は訳わからなくなって、俺の上で腰振っちゃってる癖に?とわざとらしく耳元で囁きかける。
「ロックオン!」
「さーて、ここに取り出しますは、割ってよし、ストレートで転がしてよし、のウィスキー」(要考)
→わかめ酒(日本酒じゃなくて、ウィスキーとか度数の高い蒸留酒使用)
「こぼすなよー? 刹那、お前のコードネームの元、日本のプレイスタイルの一種らしいぜ?」
「…ぅくっ、んっ」
蒸留され濃度を増した酒精は、粘膜組織に焼け付くような痛みと酩酊感を与えながら染み込んでくる。
いかにマイスターズとして、身体能力を鍛え上げている刹那といえど、男である以上、鍛える事の出来ない絶対的な急所、その上、粘膜器官への刺激に耐え切れず、苦悶の声を呻き漏らした。
「ま、日本じゃ、蒸留してないサケだから、ここまでアルコール度数も高くないんだけどな」
「このままほっとくと、粘膜吸収して急性アルコール中毒なんて、洒落にならねーだろ?」
「早急に洗浄処理すればいい」
そのまま、己のベッドの上、密着させていた脚を拡げ、酒を零そうとする刹那の姿に、ロックオンの制止の声が飛ぶ。
「」
→なんだかんだと、アルコールを弱めてやる等と刹那を丸め込んで、フェラ、アナルを口淫するロックオン
→そのまま酔った刹那、理性が溶かされ、自制心働かず積極的に
ロックオン、刹那のあらゆる表情を見たい欲望に押されて、つい過剰な程に追い詰めてしまう、と自嘲。綺麗事だ、結局は独占欲だ。自分の手で、自分だけが見られる表情を手に入れたいだけだ。鋭い紅の眼差しを、蕩けた色に染め上げたい、己しかその瞳に写さないようにしたいと、ガンダムの事すら考えられないようにしてやりたいと、所詮張り合える対象ですらないものにすら、嫉妬する時がある。
こいつの世界を広げてやりたいと思いながら、けれど、己の手の内に閉じ込めたいと願う浅はかな独占欲も抱いている、相反する己の醜悪さ。
いつか、こいつが、自分自身で世界の中で自分の立ち位置を求めるようになってくれればいいと、願っている。
願いながら死亡エンドな訳ですが。
バラバラだけど、取り敢えずここまでメモ。
寝ないとマズイ。
「…シーツの洗濯は貴様がすればいい、ロックオン・ストラトス。」

唐突に陸遜について
・自分は呉軍においては、新参である。古参の諸先輩方を敬うべき、精強な呉軍を今まで支えてきたのは、諸先輩方。自分もその一員として、浅薄ながら、智と武を以て、呉という国に尽くしたいと思う気持ちは、素直な部分からの、感情としての側面
・(豪族、陸家党首として、自分たちの一族を復興させたい)
若くして、陸家を背負う。一族の顔役として、孫家に対し弱みは見せられない。豪族としての矜持も有り、気を張っている。元来の素直な性格、育ちの良さ→純粋、好奇心旺盛、天真爛漫な一面は出さないよう、己を律している。
・諸葛孔明先生を大尊敬 策士として、また、思想面(忠義・忠勤の志)でも尊敬。→本来なら、呉に身も心も捧げ、尽くしていきたい。が、一族の事を最優先に考えるべきだ、という意識もある。
甘寧陸遜
・張り詰めた陸遜、軍に入った時は無愛想、お堅い優等生 ピリピリしている
人見知りではないが、力関係の分からない状況、警戒心
・甘寧、湖賊の出身、陸遜の立ち居振る舞いが気に入らない お高く止まった、良家のご子息様ってか? 毛並みのいい、御党首様
・戦場で、お互いの実力を認めるようになる
陸遜、戦術・立策に関しては、冷徹なほどに冷静に敵の弱点をつき、隙ない布陣、また、作戦立案に関して甘さはない。論理的、戦後の展開、戦略レベルで物事を図り、戦の展開をする。だが、陸遜自身の戦う姿勢、一個の武人としては、妙に熱さがある。冷静に策を立てる陸遜と、武人として敵と対峙する陸遜の、何処か齟齬のある姿勢。
甘寧、陸遜の熱さに内心関心、気に入る。が、立案時との齟齬に違和感、何となく気にするようになる。
陸遜、年の近い甘寧には、時々気を緩めて、軽口を叩いたりするようにもなる
時系列で考えるとまるでくっつく気がしないな。
出来上がっちゃってる時点から考えると、陸遜が甘寧押し倒して、襲い受けもままある。
軍師として重圧が掛かってくるようになり、自分を追い詰めがちになる陸遜、甘寧が陸遜のストレスを解消してくれる受け皿、わがままを言える存在、癒し
同僚愛、対等の立場にある、分け合える存在
始めても、陸遜が押し倒してるといいかもしれないなー売り言葉に買い言葉で「そんなこと言って、あなたにそんな勇気がありますか?」的な、挑発する陸遜が萌えるわ
甘寧押さえ込んでのり上がって勝手に乗っかる陸遜
陸遜は表向き、意地張って恥ずかしがる所を見せない、あくまで強気に振舞うタイプ。
思わぬ不意打ちをくらって、甘寧にバレないよう、こっそり赤面してたり、甘寧の上着を後で抱きしめたりしてそうだ。
多分、甘陸は書かないなー。
二兵衛は、秀吉絡めてやりそうだけどな…。

リボーン コネタ
自動車の運転の練習をするが、ダメダメのツナ。
リボーンのスパルタor死ぬ気で特訓
でもやっぱりダメ
「ダメツナはどこまで行ってもダメツナだな…」
「まぁ、考えてみれば、マフィアのボスに運転技術は必要ねぇ…って事もないな 銃撃受けて運転手が死んだ時、お前が運転できねぇと、切り抜けられる筈のピンチも切り抜けられねぇしな」
「ま、その時は諦めて念仏でも唱えるんだな…」
↓
雲雀と顔をあわせるツナ(ぶつかった後?←雲雀、久々にツナとやりあえてご機嫌。)
「最近、君、何か熱心にやってるみたいだけど、何やってるのさ?」
「車の運転の練習です。 でも、運転が出来ないんですよねー…」とこぼすツナ。
「あぁ…まあ君らしい話だよね。 大いに納得するよ」
「ひばりさん………」(ガックリ)
「…まぁ、出来なくても良いんじゃないの? 君を追っかけまわしてる獄寺(いぬ志願)とか、色々君の事助手席に乗せたがる(←でも本当は、後部座席が正しい目上の座る席だが…)ヤツなら事欠かなさそうだし…」
「えー……(←助手席発言に気がつかず) やだなーオレ男なのに…運転できないってすごく情けない気がする…(京子ちゃんとデートとか出来ないし…!) あ! そうだ、単車だったらどうだろう!? 雲雀さん、単車乗ってますよね!?」
「あのね…、四輪の運転もまともに出来ない人間に、二輪が乗りこなせると思ってるの? 求められる運動神経は、四輪なんて目じゃないよ」
「えぇ! そうなんですか…」
「ていうか君、そもそも自転車乗れるの?」
「………えー……と、……そのぉ…」
(…乗れないのか…)
「乗れなくはないんですけど、…何でだかすぐ転ぶんですよね……エヘ」
気持ちが良いんじゃないかと、思ったんですよねー単車。 風を切りながら走るのって… 雲雀さんが乗ってるのとか、遠目に見ると、凄く気持ち良さそうだし、格好良いなぁって、思ってたんですけどねー…
「……まぁ、単車は乗れなくてもいいんじゃないの
まず四輪、というよりは自転車がまともに乗れるようになってからだね」
「うぅー…」
「僕の単車…ナナハンカタナは、大型車なんだ」
「へ?」
「二人乗りも可能なんだよね、合法的に」
「あぁー…そうなんです、か…?」(唐突に何を?)
「君自身が乗れなくても、乗ることは出来るって事。 …単車、乗ってみたいんだったら、乗せてあげるけど 僕の後ろに」
「………!?」(うわーうわーうわー…!! な、ななななんっか、すっごく素で、真顔で、すっごいこと雲雀さんに、あの雲雀さんに、言われてるんで、す、け、ど……!?)
「綱吉? ……バカみたいに口空けて、何ぼーっと人の顔見てるの? …いい加減にしないと咬み殺すよ?」
「は、ははははい……!」(やっばい、やばいよオレ←何でだろう、雲雀さんがものすごく優しそうに格好よく見えたんだけど…あれ、何で?←無自覚ドキドキ)
固まって、雲雀をやっぱり見ているツナの反応に、雲雀、何となく気になり、頬を両手で引っ張る。
「ひ、ひはひひぁん?」
柔らかい、ていうか面白い…。 しばしふにふにと引っ張る。 …肌なんかツルツルだし、基本子供と大差ないな、この生き物。 結局身長とかもあんまり伸びてないみたいだし…。
「……」(雲雀、一人何となく満足して微笑む)
「!?」(ツナ動揺)
雲雀、ほっぺたから手を離して、ツナの頭に手を載せ、髪の毛をぽふぽふ。
「…ああ、こっちも柔らかいんだ」
「ひひひ、ひば、ひばりさ、ん…!?」
「うん? 君ならね、さして重そうでもないしかさばるでも無さそうだしね。 気にもならないよ多分」
「は、…は、い……」
極自然に笑う雲雀さんは、なんていうか、すごく格好良いんだな… 男のオレでもちょっと目を奪われて、ドキドキしちゃうような… それに、雲雀さんも優しい所があるんだと思うと、何だか新鮮だ。
「…ありがとうございます、雲雀さん。 今度、乗せて下さい」
「……うん」
恐れを吹っ切ったツナの笑顔に、ちょっとたじろぐ雲雀さん。
お互いに、相手を何となく意識しつつ、それがどういう気持ちなのかとは深く追求しようとはせず、何とはなしに深い友情のような形、と認識したまま、互いを意識しあい続ける関係。
後日。
「雲雀さん…、この前草壁さんから聞いたんですけど……ナナハンカタナって、大型車で、中学生の時からの愛車だそうですね……?」
「そうだけど。 それが何?」
「……あの…当時、運転免許、とかは……?」
「僕は何時でも僕の好きな年齢だよ」
「………(やっぱり…で・す・か……)」
絶対この人、無免許で乗り回してたんだ……、と今更ながらに知るツナであった。
「何? その物言いたげな顔。 …咬み殺すよ?」
「ヒイィー、ななななんでもありません…ッ!!」
[もうちょっと手を加えると、一応文章として体裁が整うかなー。ファイル漁ったら出てきました。ヒバツナ未満の、だけど無自覚に雲雀さんは綱吉の気を引こうとしているのが、言動の端々ににじみ出る感じにしたかったんだと思われます]
